2012年5月31日木曜日

扇子操法型

日舞剣舞詩には扇子も小道具として重要。

 1・扇子を筆を持つようにして前方を指す(突き応用)
 2・人さし指を支点にして一回転前方を打つ(面打ち)
 3・左手を添え右方へ開く
 4・胸前で扇子の裏面を返して見せる
 5・元に戻して要返し(実際指導必要)
 6・扇子をずらして端を持ちかざし8の字返す
 7・要に持ち替え空中で一回転
 8・顔を隠すようにしてから能舞のごとく左右に両手を開く
 9・左肩から回すようにして右肩で閉じる
10・右腰に槍のイメージで持つ左手を添える。

基本技法
1・柄で顔面突き・返し面打ち
2・跳ね横面打ち
3・横8の字に返す(合気術の左右手首固め)
4・回転持ちして水月を突く
5・中を持ち△対刀技法(合気の呼吸投げ応用)


*リズム扇子操作
頭の訓練にもなる動作です。
1.右手甲で自分の顔をなでるように内に回すと同時に
  左手甲で相手の顔をなでるように外に回す

2・反対動作で右手甲で相手を左手甲で自分の顔を同時に回打つ。

3・左右の手で内に横8の字を描く

4・左右の手で縦に8の字を交互に描く

5・両手で内に横8の字して二天一流の切っ先返しを行う(HIPHOPに似てる)

6・ブーメラン式に投げて指に留める。

「付録:身体柔軟運動」

体が硬いとすべてに支障がくる。先ず簡単な柔軟体操を行う。

「8の字エクササイズ」
頭、肩、胸、腰、膝、足首を横8の字に上から又は下から蠕動的に回す運動。
「ゆるゆる運動」
体全体をデンデン太鼓みたいに揺らしたり、振り回す両手拳で背中や腹、胸
などを軽く叩く運動。
「振り手運動」
ワンツーストレート。左右フック。左右ボデイ。左右アッパーカット。
や右手で相手の顔を外縦回し打ち、左手で同時に自分の顔を
内縦回し打ちをする(左右対称)
8の字を両手で横に又は縦に回す。(二刀法)

2012年5月30日水曜日

基本殺陣型その1(天の型)

*武道式の殺陣組太刀型。



「相対稽古法」
1.(攻)真向切り下げ  (受)擦り上げ受け (交互にリズミカル8回毎行う)
2.(攻)横面斬り・上段構え  (受)上段外受け・小手切り付け(同じ)
3.(攻)真向斬り・流し受け (受)流し受け・真向斬り(同じ)
4.(攻)左横面斬り・右足切り・真向切り・左足切り (受)左上段外受け・
     右下段受け・ 流し受け・右太刀落とし打ち(同じ)
5.(攻)真向斬り・右胴切り・真向斬り・左胴切り・真向斬り
 
  (受)上段囲い受け・右囲い受け・上段囲い受け・左囲い受け・上段斜め受け
    足替え真向斬り下げ。

「独演型」
1・正眼位~左右太刀払い~左右巻き上げ~左右なやし突き~左右流し受け、
真っ向切り下げ~左右上段外払い受け~左添手で上段鳥居受け~合気両腕止め
~柄を相手の腕間に入れ捻り投げ~逆手に持ち添手突き留め~逆手納刀残心。

*動きの連携にリズム変化をつけても可。

2012年5月29日火曜日

刀の構え方(円月の構法)

円月殺法の構えは一見、恰好だけの構えに見えるが含蓄は深い。
円の哲理は宮本武蔵の剣理にも通じるものがある。
つまり360度の円内にこそ融通無碍の境地が隠されていると云える。
其処から発想すると時計の針の動きに合わせて構え方が創作できる。
(創作名称もある)

 1・自然体から居合腰の構え
 2・抜刀一文字の構え
 3・正眼の構え
 4・左上段構え
 5・右斜めに上げ大上段の構え
 6・刃を返し剣先を前にして巴の構え(神道夢想流杖道にもあり)
 7・右脇を上げ刀を真っ直ぐに右八相の構え(殺陣用)
 8・刀を45度に倒して脇閉め八相構え(武道用)
 9・刀を背後にして右脇構え
10・前足を引いて右向きになり、刀は下段右45度に傾けた無構え
11・姿勢を真っ直ぐにして地摺り正眼の構え
12・刀だけ左下段に移して左無形の構え
13・左腰溜めに峰を左指で持つむ水流れの構え(右前屈足)
14・垂直に顔前に立てた金剛の構え
15・右腰に当て左手は峰を持つ突き構え
16・柄を額前にして天地の構え
17・刀を左腕に乗せた霞の構え
18・刀を立てると左脇構え(早乙女主水?)
19・体を右に捻り刀を斜めの左斜構え
20・体を戻し左斜構え
最後にその姿勢から山形に血振り納刀する。

基本三刀法

1・座居合
 正座より横一文字に抜刀(両膝を開く)
 上段より真向斬下し(両膝を揃えて半立姿勢から開膝)
 横一文字血振納刀(両膝揃え半立して正座に戻る)残心。

2・膝立居合
 正座より徐々に膝立になり、右足一歩前に横一文字抜刀斬り、
 追継ぎ足にて真向斬下し、柄を返し逆手納刀残心。

3・立合抜刀
 自然体から右足一歩前に抜きあげに斬り下し、左足前(2法)に
 右脇側から再度真向斬り下す。山形に血振りして納刀残心。

2012年5月28日月曜日

リズム感養成

ダンスにリズム感は必須項目。
4拍子を基本に3連 シンコペーション等のリズム感を養成しましょう。
3連拍子の応用。
両手柏手(タン)
右足ステップ(タン)
両手拍手(タン)
左右足ステップ(タタン)
両手拍手,左ひざ左右手で叩く(タタタ)
両手拍手、右ひざ左右手で叩く(タタタ)
両手拍手、左右足ステップ(タンタタン)
右方へスライドホップして左右足ステップ(ズータタン)
左方へスライドホップした右左足ステップ(ズータタン)
3角点をイメージ右左右(タタタ)左右左(タタタ)ステップ
跳躍して(ン間)左足ステップ(タ)、その前方に右足ステッフ(タン)゚

一連のリズムは
タンタン タタタン タタタ タタタ タンタタン 
ズータタン ズータタン タタタ タタタ ン タタン となる。

2012年5月22日火曜日

立ち方八法(和式)

武踊向けの立型です。
米字型の基準線をイメージします。
先ず前方向に空手式前屈立(前足90度、後足の膝裏を十分に伸ばす)左右対称。
後方に後屈立(前足4分後ろ足6分の比重)両手は腰に置く。
斜め前45度角方向に体を捩じり気味に交差立(バレエや合気道に似てる)左右対称
後方45度角方向に前足膝伸ばし、後足は90度立。左右対称。
最後に中心位置で両足を開脚、四股立になり軽く跳躍しながら交差着地(バレエ式)
常に背筋を伸ばした姿勢を維持することが大事です。