2012年5月29日火曜日

刀の構え方(円月の構法)

円月殺法の構えは一見、恰好だけの構えに見えるが含蓄は深い。
円の哲理は宮本武蔵の剣理にも通じるものがある。
つまり360度の円内にこそ融通無碍の境地が隠されていると云える。
其処から発想すると時計の針の動きに合わせて構え方が創作できる。
(創作名称もある)

 1・自然体から居合腰の構え
 2・抜刀一文字の構え
 3・正眼の構え
 4・左上段構え
 5・右斜めに上げ大上段の構え
 6・刃を返し剣先を前にして巴の構え(神道夢想流杖道にもあり)
 7・右脇を上げ刀を真っ直ぐに右八相の構え(殺陣用)
 8・刀を45度に倒して脇閉め八相構え(武道用)
 9・刀を背後にして右脇構え
10・前足を引いて右向きになり、刀は下段右45度に傾けた無構え
11・姿勢を真っ直ぐにして地摺り正眼の構え
12・刀だけ左下段に移して左無形の構え
13・左腰溜めに峰を左指で持つむ水流れの構え(右前屈足)
14・垂直に顔前に立てた金剛の構え
15・右腰に当て左手は峰を持つ突き構え
16・柄を額前にして天地の構え
17・刀を左腕に乗せた霞の構え
18・刀を立てると左脇構え(早乙女主水?)
19・体を右に捻り刀を斜めの左斜構え
20・体を戻し左斜構え
最後にその姿勢から山形に血振り納刀する。

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