2012年9月2日日曜日

創作殺陣剣究メモ

殺陣剣究カリキュラム
*リズム基本刀法型

1・で正眼 2で喉突き 3で金剛構え 4で左上段 5で真向斬り 
6で2の喉突き 7で3の金剛構え 8で4の左上段(4拍子・8拍子で反復)

:左右上段外受け、袈裟斬り&左右中段外受け抜き胴切(同じ)
:左右一文字斬り左から真向切&右左一文字切右から真向斬り(同じ)
:左右切り上げ&左右袈裟切(同じ)
:流し受け左右真向切&左右回身して袈裟斬り(同じ)
:左右回身一文字斬り&左右足替えての跳躍袈裟切。

居合武踊「万刀帰一刀」無外流の技法名を使用。
  詩作&詩吟&演舞 石橋聖剣



気は丹田に擁し)正座円想調息法・
(眼は遠山に置き)拝刀・縦刀・帯刀扱き・
(序破急に抜刀し)居合{抜き打ち}一文字斬り
(正中を斬断す)上段切り付け、下段へ残心
(血振りをなして)左右の捩り構えに血振り
(納刀すれば残心)基本納刀して
(すでに鞘の内)柄叩きしてポーズ。

(三行一致 )真向切り上げ、切り下げ、突き、左右流し受け真向斬り即縦納刀
(夢想に返し)後方を振り返り抜きあげて連続の袈裟と足斬り、前方に振り返り
         左霞の構え
(稲妻に弾み)足替え真向斬り、添手切り上げ、中段突き
(切っ先を返す)後方に3,4歩退歩して右前金剛構え
(右を斬り)右下段払い、袈裟斬り切り上げ(足替)大上段位
(左を斬って)左片手の小手斜め斬り、回し横面斬り、左上段の構え
(前後を制す)片手面打ち、突き、後方を振り返り真向切(片膝付き)
(万刀一刀に帰す)山形に回身血振りして納刀
(居合の道)抜刀一文字(跳躍)切して着地時に納刀。
        正座して刀を前に置き
        礼。
   


今後、合気道の練習における発想をメモしてみる。

合気道は○△□の原理があるという。
さて○は動きのことかな?
△は投げる方向?
□は抑えの意味?
あなーんて解釈してみた。

*力を入れてブッタ斬るのではなく刺身をきるようなススッと滑らかに
  仙骨から撓らせて斬る感覚を重要視する。
*確か心形刀流に「そくい付け」なる糊付け技法があったと思うが
  刀同志の払い巻き技法で誘導する方法も合気道技法の受け応用する。
発想1・
我敵相対して正座。刀はお互い右脇に置く。
敵、左手にて横一文字に我の左首に切り付ける

我右に横転して切っ先を外し、右手は刀を保持している。
敵追い斬りに真向から斬り下す。
我、繰り付けで抑え、鞘を両手間に差し入れ返し投げ抑える。
又は鞘を首に当て後ろへ倒す(入り身投げ式に鞘で上手から抑え、柄で首を抑え
鞘を返して首に当て投げる)。

発想2・
正座で合気揚げ天地投げを行う際、手刀ではなく二天一流式に両手に刀を
中段構えに持つ要領(イメージ)で出来るのではないか?
又一刀でも可。居合抜き風に両手を前後させ体を横に転換しながらやれば?
又二刀の場合、左刀で敵の真向斬りを揚げ留め、右刀を両手間に差し込み
左に捻って投げれば十字投げの応用?


発想3・
車のハンドルを小中大の円または楕円形に両手で描きながら体移動。
掴まれた二刀の柄を持った感じで円形又はS字に投げる?。
基本動作として片足を支点に右に転換揚げしたら左に入り身投げで戻り、
これを左右交互に行う?

発想4・
扇子術として、敵が面斬りに来たのを右半身から入り身と同時に扇子で
刀を右に払い反動的に敵の首に当掛け入身投げる?。
敵の内懐に入る時は扇子は懐剣持ちにして外に払った後は首の後ろに
掛けて回転投げにする?
又は扇子の半ばを持ち、敵の両手首下で受け、すぐ間に入れて左手で
敵の右肘を抑え下へ投げる?。
敵が斬り込む右手首を左手で取り、180度回身して右手の扇子の柄尻で
首裏を突き襟首に差し込み引き倒す?
「対太刀」
敵が真向斬りに対し、右扇子で外払いし、左半身に転入り身、左手で柄中を
掴み右扇子は刀を抑え、左肘を梃にして右に捻り落とし刀を取る。?
又、右肘で上げ受けして、敵の右腕に右手刀を掛け呼吸投げにする?
「肘返し」
敵が右手を掴んだ時、右扇子を回してその肘裏に当て前に投げる?

発想5・
左手に刀を下げ持つ手を敵が右手で掴む場合。
転換して鞘尻を敵の右手肘に当てるようにして一教式に抑え投げる?。

発想6・
敵が抜き手の右手を両手で押さえてきた時、合気上げに抜き揚げ、
下へ下す時鞘に納めながら前に投げる?。

発想7・
奥居合技法の内総留と暇乞いに疑問。
総留めの解釈には横一文字に後ろ首を撥ねながら右から左方向へ
移動しているが逆に左方向から袈裟の連続回し斬りで首を跳ね、
最後にこちらを向くのが居れば
横一文字に前首を撥ねる解釈は?
又、暇乞い時、普通は刀が右側にあるのが常道だから、立ち上がながら、
右回りして刀を左手に持ち替え、振り向きざま横一文字に切り付ける法が
虚を活かせるのでは?

発想8・
相正眼から先ず敵の太刀先を軽く下に叩くや、敵真向斬りに来た時、
入り身に敵の右側をすり抜ける際、刀の物打ち部分で小さく右に張ると
同時に反動的に首を切り裂いて駆け抜ける動き?胴斬りでも可。
(名称を合い抜けとする)

発想9・
合気道の手刀受けの応用で刀で繰り付けした状態から内回しに敵の腕を
回して左首に掛けて回転式に投げる?

発想10・
居合と合気道とは入り身で共通しやすい理合がある。
要するに切らせないで相手を一瞬で斬り捨てる入り身法が
左右どちらも抜きあげ払い可能。相手の体に沿って回身して抜きあげ袈裟
に斬れる?

*発想その他
合気道の構えは剣を両手で持った姿勢が基本という。
この構え自体が前から両手で首を絞められた際の投げ技に繋がる
方法を考えてみた。つまり十字投げの応用で出来るが、指導者は
誰も知らかった。
又、後ろからの締めには、空手の後ろ肘当てと第3教手法が応用
できると考える。
以上は発想的な技法もあり、実際稽古を通じて取捨選択すべき
内容もある筈。ヒントして記録したに過ぎない。

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