2012年6月8日金曜日

合気鉄扇術基本型

外国人向けの簡易レッスン用に扇子操作と護身応用術型を創案してみた。
基本操作としては開閉法や要返しを指導する。
又は黒田節一節を上半身のみの座り稽古で扇子舞を簡略化する。

右手(左手可)にて扇子を上段構えにして先ず
左方小手打ち~跳ね面打ち~筆持ちにして喉を突く。中持ちにして
首動脈を押突く。腹を突く~外回し三角手首固め(合気道技法応用)~
内回し三角手首固め(合気道技法応用)~
逆手(懐剣また中程)持ち外回し手首固め~内回し手首固め~
左右後ろ突き~跳ね顎突き上げ~扇子柄で手首甲下げ突き。(首、手首、膝、足首急所攻め)
~両目を横に撫で相手の膝裏に当て引き落とし投げる。手裏剣式の指弾打ち。

「以上10手構成」変化技法に回転や入り身での順逆手突きも考察の事。
扇子の半ばを握り、相手の振りかぶる刀の拳間で受け留め、右、左の内手首に絡め捻りで
投げる。合気道技法の刀柄や杖術を扇子に応用出来る。

(改正型)
柄面突き・跳ね面打ち・膝打ち・小手打ち・左上段受け・右上段受け・右下段払い受け左流し受け・小手面回し打ち・右流し受け・回し面・手首△締め・合し面・囲い上段から右脚打ち・替手小手打ち・指回し水月柄付き。

*回身(180度)逆手持ち左右後ろ突き(胸部)

*投げ扇子
手裏剣の応用になるが、扇子を左手に逆持ちにして、右手親指と一指し指間に挟み
小さく回転して顔面に放つ。手裏剣の場合は連打式も可。
余芸としては開き扇子を要返しして、ぶーめらん式に投げることもある。

特徴」
  • 試合がないので、勝つための過剰に激しい稽古をする必要が無く、
  • 年齢体力にかかわらず無理なく自然に心身・足腰の鍛練ができる。
  • 合気道の稽古は、技を左右同じ動きで同回数繰り返すため、
  • 左右の身体の歪みを取る効果がある。
  • 受身で畳の上を転がることにより、血行を促す。
  • また受身の習得で転倒による怪我をしにくくなる。
  • 関節技を掛けられることによってストレッチ効果が得られ、
  • 関節・筋肉の老化防止や、五十肩などの予防になる

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