2012年6月14日木曜日

剣舞・風林火山&川中島

初心者向けに短い踊りを振付けてみました。



「疾きこと風の如く」
上手(又は下手)から小走りに舞台中央に来て、手に持つ刀柄で中段を突き、
3回ほど回身(ピルエット&シェネ)して後ろに刀を流す。

「静かなること林の如し」
回身して刀を帯に入れ、介錯スタイルに横に抜き、八相に構える

 
「侵略すること火の如く」
左右に袈裟斬り、切り上げを行い添えて天地に構え左回りにして
開脚両手を広げる。

「動かざること山の如し」
両手を閉じ逆手に取り、回し納刀し、右流し、逆天地に構え、地面に立て、
右手後ろにかざして決まる。

この後「川中島」を連携演武して「長蛇を逸す」で
最後に手裏剣を投げる(扇子代用も可)

「鞭声粛々」
右手扇子でX形に振り、右脇に立て、次に同じくX形に切り
右扇子を右下み向ける

「夜河を渡る」
扇子を口に咥え、刀柄を8の字に扱き、左足を大きく前に踏み、
左右手刀を回して右後方に翳す

「暁に見る千兵の大河(牙)を擁するを」
右手扇子取り、右方から左方へ大きく流しす。
扇子を開き上から下方へ大きく波を描き左右に流して
右後方に翳し、左回りして扇子を伏せ構えに顔を隠し開く。

「遺恨十年 一剣を磨き」
扇子を帯に納め、襷を扱き、両手指で年数を数える。
左右横一文字に抜刀斬り、真向から斬り下し、柄叩き血振りして
左肩に翳す。

「流星光底 長蛇を逸す」
左添手構えから右斜め上に切り上げ、斬り下し、(又は右回身して
二連胴斬りして)下段払いして
右から左を薙ぎ払うようにして左一週、正面にて左上段構えに。
右血振りして左に逆手持ち、右手で帯から手裏剣を抜き
退り口の立看板に投当てる(稽古すべし)。ポーズを極める。


手裏剣打法には直打法と回転打法が主だが柄の方を逆手に持って
柄頭を当てるように投げるナイフ投げ式もある。
手裏剣は手先で打つと思わず腹で打つ気持ちが必要だ。
又至近距離から連打ができる指弾式も開発した。
特注か通販では1万前後で一本買えるようだが、
手ごろな方法ではペーパーナイフや金串や
ダーツの尻羽を取ったのでやれる。
ダーツの羽を取ったら、柄頭を握る
形で親指の腹に滑らせるようにして、
ダンボールの目印に投げ当ててみよう。
先ずは2Mぐらいからだんだん距離を広げる。
つまり、百錬自得が可能である。*

 
ペーパーナイフの場合は
 
 
ナイフ投げ式に柄の部分を逆手に持ち
的に柄の方を当てるようにして投げる。
直打法で投げる(打つ)場合は
幅が平狭いので親指の腹に
滑らせる感覚で投げるのがコツになる。
 
 



創作杖舞「神道夢想流杖道」。
3段位に使う指定型を取り入れている。


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